☆評価☆7.0 (10点満点中、8.0以上がオススメ)

「ライフ」も感想(今回長めです)をあげときますね～(^^ゞ
例のごとくネタバレてます、未視聴の方はご注意を…(*･ω･)*_ _)

みどころ：医師の信念を貫こうとする救急救命専門医を、効率を重視する新任社長。守ろうとする者と変えようとする者の信念の葛藤を中心に、大学病院内の権力闘争や人間関係を描いた医療ドラマ。(衛星劇場HPより)


このドラマの主人公はイ・ドンウク演じるイェ・ジヌなんですけど、
彼には幼い頃に事故で障害者となってしまった弟ソヌがいてー
弟に対して、ずっと罪悪感を抱いていたんですね。
彼はいつしか、その重圧感から逃げたい気持ちがあって、
心の中に元気な頃の弟を作り出してしまったー。
それがジヌにしか見えない霊…(と呼ぶのが相応しいのかどうか分からないけど)となり、度々現れるんです。
なので、ジヌはこの心の闇とも戦っていく事になるんですが…

正直、私は“何故そこまでソヌに罪悪感を抱くのか？”
よく分からなかったんですよね。
幼い頃の回想シーンは何度か流れてた気はするけど、
そこまで詳しく描かれてなかったような気もしますし。

その為、これは想像になりますが…
ジヌとしては幼い頃、ソヌとあまり向き合えなかった、もしくは守ってやれなかったー
という気持ちが強く残っていたのかなと…
心なしか、彼らの母親もソヌよりジヌの事を気をかけてたように見受けられたので。
実は見始めた頃は、ジヌの“心の闇”は払拭出来ないんじゃないかと思っていてー
だけどファジョンという権力ある会社と戦ってる内に、
ジヌ自身成長して、ソヌにこれまで以上に寄り添っていく決心をするんです。

まぁ、そうなるまでにかなり時間がかかった訳ですけど…
とにかくソヌに対する世間の風当たりが結構強くて可哀想すぎる…と感じる事が何度もあったんでー
彼に何とか生きる希望を持たせて欲しいと思ってたんですよね。
結果的にはそういう終わり方になったんで、そこは良かったなと。

一方、メインとなる病院とファジョンの権力闘争ですけど…
こちらは、やはり現実でもありがちな保身に走る人や、
自分の手を汚さず人に面倒くさい事を押しつける人やらー
土壇場に追いつめられると、その人の本心がむき出しになるという…
といったシーンが繰り広げられるんですね。

その中でも特に醜かったのが、副院長とファジョンの会長ですよ～
常に怒鳴るわ～自分の事は棚に上げ、部下に罵声を浴びせまくるしで…
彼らが登場する度、
「ホンマにこいつらク○やな」と呆れながら見てました。

あと始めは、新任社長のスンヒョも素っ気ないわ～、冷たいわ～でどうよ？
とか思ってたんですけど…
スンヒョも単なる雇われ社長で、根っからの悪魔ではなかったというオチでー
結局、彼が責任を被るという形で社長をクビにされ、
一旦権力闘争に終止符が打たれるんですね。

でも舌の根も乾かぬ内に、会長の弟が新社長としてやって来てたんで…
本当の闘いはこれからだ！なところで～
…個人的には特に続きも気にならない感じの、ジ・エンドでした(^_^;)

個人的には、医師役のキャストは結構大御所さん揃いだったんで、
かなり期待してたんですけどね～
結局“権力紛争”とうたってる割に、ハラハラさせられる事もなくー
描写の中途半端感は、最後まで拭えなかったですね。



いつも、ありがとうございます♪　

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