やっぱ、ケベクは男の中の男でしたな~o(・`д´・ 。) 早速、ネタバレ全開します~(^^ゞ
新羅軍VS百済軍の必死の攻防が繰り広げられる中ー
サムグァンは、サンヨンとチュンサンを連れ、数人の部下に兵糧を燃やさせておりましたがー
しかし、これをファシが素早く察知し、ケベクに報告。
ケベクは、ファシたちに火を鎮め、陣営に潜り込んだ新羅の間者を見つけた後、始末するよう命じます。
その頃、ユシンはポンミンには、城塞を迂回し敵の背後から攻撃をするよう告げ、
そして左・右将軍らにはポンミンを守り、城門を破るよう命じていましたが…
やがて夜が明け、ようやく城塞の門を破る事に成功。
ケベクは、トチュンに中門内に退却するよう命じてましたが…
その後、サムグァンは北門にて、
ポンミンと兵を城塞の中に入れるよう、部下たちに命じていましたが、ファシがやって来て…
ここでファシは、サンヨンら臣僚の裏切りを知ってしまうんですな( ´・ω・`)
でも既にトチュンはサンヨンらが敵と内通してた事に気づき、ケベクに報告してましたね。
「驚く事ではない。国運が尽きる時は国を売り、富貴を浴する乱臣賊子がのさぼるものだ」と冷静に返すケベク。
そしてトチュンに「城塞を出て、サビ城へ行け」と命じますが…
「最後まで将軍と戦います」と拒否るトチュンに、
「私は黄山ヶ原に骨を埋めるが、まだ百済が敗戦したわけではない。お前は大王陛下を乱臣賊子の手から命懸けでお守りするのだ。必ず生き残り、羅唐軍を退ける先鋒将になれ」と後を委ねます。
その後、残った兵士たちの覇気を改めて上げ、戦いに挑むケベク。
しかし瞬く間に百済兵は斬られていき、残るはケベクと数人の兵士のみー(*´・ω・)
ここでユシンが、ポンミンに「ケベクを説得してみます」と告げ…
「お前を殺したくない。もし降伏すれば大王陛下も喜ばれ重用して下さる。私と共に三韓一統を遂げよう」と告げるユシンに、
「いくら窮地に追い込まれても、降伏する事は出来ぬ。私は今日、兵法では負けたが忠心だけは、ユシン公に負けたくない」と返すケベク。
「よく分かっている。ケベクは命を惜しんで忠心を捨てたりせぬと。だからこそ、お前を生かしたい。お前も逆の立場なら同じ気持ちだろう」と言うユシンに、
「妻子を殺して勝利を誓ったが、大王陛下の慧眼を曇らせる乱臣賊子を始末せず、出征したのが敗着だった。されど後悔してみたところで、百済の敗亡は避けられぬだろう。私はユシン公と正々堂々と兵法を競って負けた。将帥として悔いはない。だが唐軍が三韓を狙っている事が気掛かりだ。唐の野望を粉砕し、民を守ってくれ。約束してくれるなら、思い残す事なく死ねる」と返すケベクに、
「しかと約束しよう」と告げるユシン。
最後にケベクから、そしてユシンも礼を返しー ユシンは背を向け、去るわけですが…
ケベクの最後…泣けたわ…(´ノω;`)
“黄山ヶ原に出征したケベクと5千人の決死隊は、ユシン揮下の新羅軍5万と4度の戦闘で勝利を収めたが結局、力尽き全員が壮烈に戦死したと伝わるー。
黄山ヶ原で生き残り、降伏した者は、佐平サンヨンを始めとする20余人の臣僚だけだった。彼らは武烈王に赦免され、官位と財物を得た”
と、ネタバレーション情報。
その後、トチュンからケベクの訃報を聞いたウィジャ王は…
「ケベクは黄山ヶ原で死を遂げたというのに、太子や王子ともあろう者が何をしていたのか?お前たちの忠心がケベクの半分でもあれば、百済の国運が傾く事はなかった!」と荒れ狂ってましたが…
しかしプヨユンは「ケベクの死は無駄ではありません。新羅軍は、唐軍との合流が遅れたゆえ、統帥権を巡り、内紛を起こすでしょう。その隙を突き、加林城の兵に羅唐軍の後方を討たせ、辺境の兵をサビ城に集めれば、援軍が着くまで羅唐軍を阻止出来ましょう」と進言。
これを受け、ウィジャ王はプヨユンに兵権を与えますが…
その頃、武烈王は新羅軍が黄山ヶ原での戦いを制した事に安堵しておりー
カンスらに「戦死した兵士らに官職を追贈し、その遺族には恩給を与え、出征した兵士ら全員に戦功により官職と金品を与え、その労をねぎらう」事を告げます。
しかし一方で、文明王妃らに「クァンチャンを始めとする多くの若き命が犠牲になった事を思うと、胸をえぐられるように苦しい」と語る武烈王。
ここで太子妃キム氏より「黄山ヶ原で戦死した兵士らの慰霊祭を行い、魂を慰めようと思うのですが…」と申し入れがありー
武烈王は「ケベクは敵将ではあったが、忠心と気迫は三韓の誰よりも勝っていた。正史に残し、三韓の民の模範とすべきだろう。王妃が太子妃と共に彼らの冥福を祈ってやれ」と快諾します。
その頃、ポンミンは蘇定方に約束の期日に合流出来なかった事を責められておりー
しかし「蘇総管も事情は承知のはずゆえ、雅量を示して欲しい」と訴えるポンミンに、
「皇命を受けた私との約束を破る事は、皇帝陛下を欺く大罪だと分からぬか!」と追い打ちを掛けてくる蘇定方ヾ(〃゚ω゚)ノ
「新羅軍は、ケベクと5千の決死隊を退け、唐軍の兵糧も運んで来たのだ。何故、皇命を盾に強弁を張る?蘇総管がどうしても新羅軍に罪を問うというなら、私も新羅王室を侮った罪を問う!」と返しー また一触即発…ね。
で、いつも止めるのはインムンなんですよね (o´Д`)=з
しかし今回はこれで収まらず、軍紀将のサムグァンの首を斬れと要求してくる蘇定方。
ここでユシンは、ポンミンに意見を伺ってましたが…
「今は羅唐同盟の大義を守る事が重用です。サビ城は新羅軍の力だけで落とせても、いずれ高句麗を征伐する時、唐軍の支援なしには高句麗王宮は落とせぬかと」と言われー
ユシンは「私は蘇定方に和平を請うたりはせぬ。軍紀将の首を斬れというなら、そうしてやる」と言い出しましたけど~?(°д°|||
そもそも蘇定方は、ユシンが軍紀将の首を差し出せば新羅軍の士気が落ち、
要求を無視すれば、サビ城への進撃が遅れるー と目論んでいたようなんですが…(o_ _)o
その後、ユシンはサムグァンを斬る前に、
「蘇定方に言っておきたい事がある。我が新羅軍は百済征伐に命を捧げる決意で、多くの犠牲を払い黄山ヶ原で勝利を収めた。その間、総管は何をしていた?お前は伎伐浦に上陸後、加林城の兵を始末せず、ここへ来るのに必死だった。新羅軍の気勢を挫き、統帥権を握る為だった事は否定出来まい。蘇総管は何故、黄山ヶ原で勝利した新羅軍を慰労するどころか、羅唐同盟の大義を忘れ、新羅軍の士気を落とそうとする?」と訴えますがー
「同盟軍の将帥間の約束が命より大切だという事は、大将軍もよく知ってるはず…いかなる弁明でも許されぬ、恥ずべき事だ」と返す蘇定方。
「よかろう。私は新羅軍の軍紀将の首を斬り、約束の期日を破った罪を償う。されど、サビ城へ進撃する前に新羅軍の衷情を侮辱し、羅唐同盟の信義に背いた唐軍と一戦を交える!」と宣言。
実は…私サムグァンが結構、お気に入りなんで…(*・ω・*)
だからユシンが、ホントにサムグァンを斬ってしまうんじゃ~?とハラハラしてたんですが…
しかし、ここで蘇定方が待ったを掛け、
「期日に遅れた事を追求したからと、何故大事な息子を斬ろうとする?新羅軍が遅れた事は不問に付し、2度と口にせぬ。怒りを鎮めよ」と急に低姿勢になるんですよね。
てか笑ってごまかすなよ…(`-д-;)
その後、ユシンに恥辱されたと怒りに震える蘇定方の元へ、プヨユンがやって来て…
ウィジャ王からの賄賂を渡し、
「全ては新羅の離間策により生じた事態です。蘇総管が皇帝陛下に百済征伐を止めて、撤兵するなら今後百済が皇帝陛下のお心を乱す事はないでしょう。どうぞお聴き入れ下さい」と訴えてましたが… (`・д・´)
「揮下の将帥らと相談して処決するゆえ、王子は下がって待て」と返す蘇定方。
しかし高句麗の援軍が着くまで足止めする為の百済軍の策と、分かっているようでしたが…
「ユシンが進撃を哀願して来るまでサビ城の進撃は遅らせる」と言い切る蘇定方(-∀-;)
その夜、宴会なんぞしておりー
これにキレてインムンは、新羅軍の元へ帰って行きましたが…
しかし劉仁願が呼び寄せた百済の妓女の中にファシがいたんですよね。
油断した蘇定方は、ファシに刺される間抜けぶり~(*´・∀・)
でもファシは即、劉仁願に斬られてしまいましたが…
しかも残念?な事に蘇定方は、着物の下に鉄甲をつけていたらしい~p(`ε´q)
「刺客の黒幕が、誰か明らかになるまではサビ城へは進撃せぬ」と頑なに言い張る蘇定方。
その後、武烈王は蘇定方がサビ城進撃を拒んだ事を受けー
「三韓一統の大業を阻む者は、この剣でその罪を問うてやる!」と雄叫びをあげてましたけど…
だから~、その刀抜くショットいらんやん~?(ヾノ・∀・`)
ここで、つづくです。
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いつも、ありがとうございます♪
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