やはりチュンチュとユシンの溝は埋められないのか~?(*-ω-*)
早速、ネタバレ全開します~(^^ゞ
武烈王は、玉璽を手に持ち、降伏を請うウィジャ王に、
「百済王ウィジャの降伏を受け入れよう。百済王室は姿を消し、プヨ氏の子孫は新羅の民となる。百済の朝廷を廃して新たな官府を設け財物を施し、百済の民の悲しみを慰めよう」と告げます。
涙を流しながら「聖恩の限りでございます」と言うウィジャ。
この光景にほくそ笑む蘇定方らがイヤな感じ~(=-ω-)
その後、武烈王はユシンの手を握りー
「ユシンの衷情と気概がなければ、サビ城を陥落させ百済王を降伏させる事は出来なかった」と労いの言葉を掛けます。
ユシンは「今日の栄光は、三韓一等の為に命を捧げた兵士らの戦功です。彼らの衷情を骨に刻み、大王陛下の夢見る三韓一統の為、老体が朽ち果てるまで犬馬の労を尽くします」と誓います。
ここでポンミンが「唐が百済を植民地にしようとするはずです。阻止する対策を立てねば」と訴えますが…ヾ(〃゚ω゚)ノ
「唐の野心を警戒せねばならぬが高句麗を征伐し、三韓一統を遂げる日までは、羅唐同盟の信義を守る」と返す武烈王。
更にユシンが「唐軍の気勢を挫かねば、徐羅伐に攻め入って来ます。今こそ一戦を交える時です」と訴えるも、
「唐に勝つ為には槍剣で戦うのではなく、羅唐同盟の大義名分を盾に唐の野心を挫かねばならぬ。ユシンが私の意思に従ってくれると信じる」と釘を刺す武烈王。
その頃、蘇定方は「百済王と捕虜を長安に連れて行こう」と意気込んどりましたがー
ここで劉仁願は「まずは新羅王に皇命を伝え、もし受け入れぬならユシンと太子を始末した後、新羅軍と一戦を交えるべきかと」と進言。
その後、羅唐軍合同の祝福宴会が開かれとりましたがー
ここで「皇帝陛下はサビ城を陥落させた後、ウィジャに祝いの酒を注がせれば、我らの勝利がより輝くだろう仰せになった」などと言い出す蘇定方。
ここは、ちとウィジャ王が気の毒やったね…(´-ω-`)
しかも途中、トチュンがブチギレて、チュンサンを刺した後、自害してしまいー その場は異様な雰囲気に…(°д°|||
翌日、武烈王は蘇定方たちに「サビ城の中で、略奪と虐殺を犯す者は地位の高下にかかわらず、厳罰に処する」と釘を刺しますが…
蘇定方は「私は皇帝陛下に戦勝を告げる為、長安に戻ります」と返しー
しかもウィジャを連れて行きたいと申し入れます。
これを聞き、ポンミンは「三韓の政治は、三韓の民に任せるという約束だ!」
と即、噛みついとりましたが…
更に「大王が許可されぬなら、皇帝陛下は羅唐同盟を破棄し、新羅軍を敵と見なされるかもしれません」と脅しにかかる蘇定方。
武烈王は「朝廷の意を問うてから答える」と返すに留めます。
この後、ポンミンはユシンに「朝廷が一丸となり、廃主の引き渡しに反対せねば」と鼻息荒く、訴えてましたが…
そこへインムンから「蘇総管が宴会に招きたいと言ってます」と、2人にお呼びがかかるんですな。
同じ頃、武烈王はウィジャに会いに行きー
百済の辺境の兵や民たちに投降するよう説得して欲しいと頼んでましたが…
しかし「その者たちこそ真の忠臣だな。命が惜しくて降伏した罪人に何の面目があって、説得出来ようか」と力なく返すウィジャ。
その後も武烈王は、説得を続けるもウィジャ王の意思が変わらないと感じー
「お前には君主の資格がない。お前と手を結び、百済の民を救う事は断念する。私が身命を賭して、三韓一統の大業を遂げる」と言い放ち、去っていきます。
一方、ユシンは宴にてー
蘇定方に「前皇帝が遼東を征伐した時に建てた功績碑に百済を征伐した業績を刻むつもり~」てな話をされてましたが…
ここで見せられた詩句に「唐の皇帝と蘇総管の賛辞ばかりで、新羅大王と兵士の名が載ってない」と不満をぶちまけるユシン。
しかし「皇帝大王が兵を出征させなければ、百済征伐は成せなかった。恩恵を称賛して何が悪いのだ?」とー。
更に「百済は既に唐の植民地になった」と言い切る蘇定方(`-д-;)
これを聞き、ユシンは「冗談が過ぎる!」とブチキレ、詩句をグチャグチャにしー
「お前が私と新羅軍を残らず殺さぬ限り、三韓は寸土たりとも、唐の植民地にはならぬ」と宣戦布告。
蘇定方は「皇帝陛下の栄光を拒むのなら、お前の首を斬り、皇命に背いた罪を問うてやる」と逆ギレ。
兵士らに取り囲まれユシン、ピ~ンチ!ですが…
ここで蘇定方に謝罪を求められるも、従うはずないユシン(ヾノ・∀・`)
と、そこへ左将軍が兵を従えてやって来ます。
ユシンは即、蘇定方の首に剣を突きつけー
「三韓の民を欺いたお前の舌を切って首をはね、百済征伐の供え物にしてやる」と告げ、殺っちまうのかと思いきやー(o゚ロ゚)┌┛Σ(ノ´*ω*`)ノ
今度は武烈王が登場~(゚Д゚)ノ
「何故、羅唐同盟の大義を汚そうとする。剣を収めよ」と叱責する武烈王に、
「蘇定方を斬らなければ、三韓の全土が唐の植民地に転落します。私は斬首されようとも、今は大王陛下の命令に従えません」と返すユシン。
しかし「ユシンが蘇定方を斬殺すれば、新羅は唐の100万の大軍と戦う事になろう。それを望むのか?」と武烈王に問われ、断念せざる得なくなるユシン(´・ω・)
その後、蘇定方も武烈王にお咎め受けてましたが…
「私は皇命に従っただけで、他意はありません」と返す蘇定方に、今度は武烈王が剣を突きつけー
「お前が羅唐同盟の大義を守るなら、百済の廃主を渡してやろう。同盟に背いた乱臣賊子として死ぬのか?それとも三韓を植民地にしようとする皇帝を説得するのか?」と選択を迫りますがー
「私は羅唐同盟の信義を守ります」と返す蘇定方。
武烈王は「皇帝にしかと伝えよ。新羅王の意志が強く、ユシンと忠義深い兵がいる限り、唐は100万の大軍をもっても、三韓に勝てぬとな」と告げ、去って行きます。
その後、ユシンは武烈王に不忠を詫び、罪を問うよう申し入れながらもー
「蘇定方を斬り、唐軍に決戦を挑むべきとの私の所信は変わりません」と訴えます。
これにポンミンも続きますが…ヾ(〃゚ω゚)ノ
ここで武烈王は、2人に手を差し伸べー
「ユシンと太子が何を案じているかよく分かる。されど唐の支援なしに新羅の力だけでは、高句麗を征伐出来ぬ。私は三韓一統の為なら、どんな屈辱にも耐える。三韓一統は、三韓の民の力で成さねばならぬ。時機が来たら唐軍と一戦を交えるつもりだ。どうか私を信じ、意思に従ってくれ」と訴えます。
660年9月ー
ウィジャ唐と太子を始めとする王族と臣僚90余人りと平民1万2千余人が捕虜となり唐に連れて行かれたと。
しかしウィジャ王は百済敗亡の衝撃で体を壊し、唐に渡って間もなく病死したらしい。
高宗はウィジャ王に“金紫光禄大夫・衛尉卿”と追贈。葬儀を行った後、碑を建てさせた。
異国で病死した王は諡号を贈られる事もなく、洛陽の北邙山(北望山?)に埋葬されたんですな。
その後、蘇定方は皇命に従わなかったと高宗に責められますが…
「新羅王は我が子のように民を世話しており、新羅の民も、国の為なら命を惜しみません。もし徐羅伐を攻めても、ユシン率いる新羅軍に勝つのは難しかったでしょう」と言い訳。
更に「まずは高句麗を征伐してから徐羅伐へ、進撃すべきかと存じます」と進言し、高宗もこれを了承。
その頃、羅唐軍が平壌へ進撃するとの流言にビビっていた宝蔵王にヨン・ゲソムンは「私と忠義深い臣僚が陛下を守るゆえ、ご安心下さい」と返します。
しかも百済の復興を支援する為、トチムたちを派遣したらしい。
ポクシンは早速、サンヨン公を片づけに行ってましたが…
サンヨンの最期も、呆気なかったですな σ(^_^;)
この報告を受けた武烈王は怒り心頭でしたが…
しかしユシンは「大王陛下が聖徳を施されても、唐軍の蛮行を目の当たりにした。百済の民の心が大王陛下に傾く事はあるまい」と諦めモード。
更に「奪略を犯した唐軍と一戦を交えるべきだった。そうすれば百済の民は新羅軍を信じただろう。今からでも間に合う。大王陛下が唐軍を討ち百済の地から追い出せば百済の民心大王陛下に傾き、君主としてあがめられるだろう」とポンミンに懇々と話しており…
と、そこにサムグァンが「唐が百済を治める都督を派遣しました」と報告に来てー
ユシンはポンミンらと共に武烈王に「唐が熊津都督を派遣し百済を治める事は、大王陛下を無視するも同じです。熊津都督 王文度を斬殺し、皇帝の詔書を燃やすべきです!」と訴えに行きますが…
しかしジンジュが武烈王に「都督を派遣した唐の真意は何か見極めた後に処決しても遅くはないかと」と進言し、ユシンと口論にー。
でも武烈王は「兵部兵(ジンジュ)が正しい」と言っちゃうんですな((。´д`)o
ユシンは「唐軍と決戦を交え、三韓の民を救うのですか?それとも三韓の地を唐に渡すのですか?」と選択を迫りますが…
「余は、既に羅唐同盟を守るという意思を明かした。大将軍は何を焦っておる?」と返す武烈王。
「大王陛下が唐の言いなりになるのなら、私と朝廷は大王陛下に立ち向かい、唐軍との決戦に挑みます」と今回こそ決裂か~?(`・ω´・)ノ
ここで、つづくです。
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いつも、ありがとうございます♪
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