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鄭道伝 #50 最終回
☆評価☆9.3 (10点満点中 8.0以上がオススメ) ※総評はのちほど

ドジョンの最期は、やっぱ辛かった…(T^T)
それでは最後のネタバレ全開、またもや長くてすみません~



「これから狩りを始める。宮殿に向かうぞ」
とバンウォンが雄叫びを上げた瞬間ー
ついに悲劇が始まってしまいますヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
しかもハ・リュンまで、やって来ちゃってたし…(。-`ω´-)

その頃、ドジョンはナム・ウンのワンマンショーで盛り上がったけど…
この後、2人は庭に出てー
「上手くいきますよ、これまでのように」と励ますナム・ウンに、
ドジョンは「私は多くの罪を犯した。争い、騙し、殺して…だが後悔はない。善良に生きたければ、政治家にならなかった。大業の夢も抱かなかっただろう」と返します。

それとナム・ウンに「明に対して、何かいい策はありますか?」と問われてたけど…
ドジョンは「明が一歩も引かないなら、この老いぼれが明に命を差し出すしかない。どのみち民本の大業に命を捧げると心に決めた。その為に必要なら、私は明に行く」と返すんです(*´・ω・)

てかナム・ウンも、涙を溜めながらお礼を言うなんて…
まるで最期を予期してたかのようー
結末は、分かってますからね…どうしても涙腺が先走ってしまう。・(つд`。)・。

この後、バンウォンたちが乗り込んで来るんですけど…
やっぱドジョンは逃げませんでしたね(*´・ω・)

その頃、ソンゲはジンからドジョンが仲間との宴中に逆徒に襲撃を受けて捕まり、シム・ヒョセンが殺された事を告げられ、かなり逆上してましたが…(;´д`)

てか~
ミン父娘がチョ・ジュンを抱き込もうとしてますぞ!ヾ(〃゚ω゚)ノ
しかもミン氏が恩着せがましく、
「都堂は、この乱を支持してくれると信じています。ですから大監の命を助けたのです。登庁したら都堂会議を開いて下さい」とか上から口調で指示してたのが気に入らない~( ゚д゚) 、

そして翌朝ー
ヨンとユたちがドジョンを助けに向かおうとするも…
イ・スッポンの兵たちに惨殺されてしまいます(°д°|||

この後、ドジョンはバンウォンに「あなたの息子チョン・ヨンとチョン・ユが死んだそうです。この世の常です。苦労して積んでも一瞬で崩れる。思っている事を話して下さい」と告げられてたけど…
「誰のせいでもない。私が油断したせいだ。罪は甘んじて受ける。民本の国は目の前まで来ていた。手を伸ばせば、掴める距離に…私は大業の生贄になり、名誉の死を迎えられるところだった。だが自ら、その機会を潰してしまった」と返すのよ。

「大監が大業をしくじった?」と問い返すバンウォンに、
ドジョンは「お前を生かしたからだ。いくらでも殺せたのに助けてしまった。大業はお前ではなく、私が不意にした、私を殺せ」
と言い放ちます(`・ω´・)ノ

一方、ナム・ウンはドジョンを救う為、ジランの屋敷を訪ねてたけど…
しかしジランの元には、ミン氏がいてー(゚Д゚≡゚д゚)
彼女いわくー
ジランを生かしているのは、バンウォンの誠意だと。
だから、彼を守ってほしいと懇願するのよ。

結局ジランは、ソンゲを救う為にナム・ウンを切り捨てちゃいますね…
やはり義兄弟ですから…これは致し方なかったのかもしれません(´-ω-`)
ナム・ウンは、ここで兵士に斬られ、命尽きてしまいます(T^T)

その頃、ソンゲは「剣を持ってこい!三峰を助ける、見殺しに出来ない!」と叫んでたけど…
もう痛々しくて見てられん~(つД<。

一方、バンウォンはドジョンに「正直に言います。私はあなたを尊敬し、父上よりも信頼を寄せていました。私を世子にしていたら、この悲劇は避けられたでしょう。全ては国を牛耳ろうとしたあなたが招いた事」と胸の内を告げますd(゚Д゚*)
でもドジョンにとっては、どうでもいい事なのよ(ヾノ・ω・`)
だから「もう私をあの世へ逝かせてくれ」と懇願します。

それでも「今からでも私の臣下になりませんか?あなたの仲間と子息を殺したのは、私たちが1つになる為の犠牲だと思っています。あなたがやりたい遼東征伐、私兵の廃止、仏教弾圧、兵農一致、中農、民生、民本、それ以外の政策も全て受け入れます。ですが宰相政治だけは諦めて下さい。自尊心を捨てれば大業は成就します」と提案してくるバンウォンに、

ドジョンは「自尊心の為ではない。宰相政治なくしては、民本の大業は成し遂げられない。王はイ氏が受け継いだが、宰相は能力さえあれば、姓は関係ない。王は天から降りてくるが、宰相は民から生まれる。よって宰相が治める国は王が治める国より、民に身近で有益であり、より安全なのだ」と言い放ちますね(`・ω´・)ノ

しかしバンウォンは納得できずー
「あなたが思っている王とは何だ?」と問います。
これに対し、ドジョンは「民の為に存在する道具だ。これがお前の臣下になれない理由だ」とトドメを刺すんですo(´^`)o

ここで、ようやくバンウォンは説得を諦めー
兵士たちにドジョンを庭に連れ行くよう命じます。
だけど地面に横たわるシム・ヒョセンら、仲間たちの遺体がより一層、悲壮感を誘って…
この先を見るのは、ホント辛かった…(T^T)

ここで「あなたの不純な思想をこの地から排除します、あなたの死体を遠くに捨てて、今までの記録や功績も全て否定してみせます」と言い放つバンウォンに、
ドジョンは「手で天を覆えると思っているのか?」と問い返します。

てか~
バンウォンも己が殺したくせに、
「手でなく、他の空を持ってきて覆います。忠誠の化身、圃隠チョン・モンジュを。これからは彼を崇める国になります。あなたは奸臣の象徴となり軽蔑され、呪われるでしょう。あなたが作った国、朝鮮では成仏出来ず、さまよい続ける事になります」とか何をほざいとんねんな?(*´・Д・)

でも、ここでドジョンは笑うんですよd(*´Д`*)
そして、
“志を維持して自分を顧みる事に努めながら、本に込められた聖賢の言葉も守ってきた。30年もの間、苦労して成し遂げた事が…松亭(ソンヒョン)で酒を飲んでいる間に全て無駄になってしまった”
と詩を詠むんです。

最後にドジョンは、バンウォンにこう告げますね。
「この地に民がいる限り、民本の大業が終わる事はない」と…(`・ω´・)ノ

そして、ついにドジョンは…
分かっていても、このシーンだけは見たくなかった…(T^T)
だけどモンジュが出てきて、
「もういい、お前は出来る限りの事をした、行こう」とー
言葉をかけてくれた事がせめてもの救いだったでしょうか…(o´д`o)

この後、バンウォンは宮殿前でハ・リュンと合流し、
「宿衛兵は全員、投降しました。宮殿と賓庁は我が兵士が掌握したので、残りは都堂の追認だけです」と報告を受けます。

と、そこにチョ・ジュンがやって来てー
てか~
ひざを折って投降しちゃってましたよ!ヾ(〃゚ω゚)ノ
今まで何があっても、ぶれなかった人なのに、最後には、そうなっちゃうのかと…
何か裏切られたような気がしてしまったのは、私だけかしら?q(´・ω・`)p

更に、世子バンソクもミン・ムグ率いる兵士に斬られてしまい…
でもバンウォンは、ジンを生かすんですよ。
正直、その方が残酷な気がしましたけどね…(´-ω-`)

次にバンウォンは、ソンゲの元へ乗り込みます。
もうね~
ここでバンウォンが「この剣についた血は、三峰のものです。私に助けてくれとしがみつき、泣いて命乞いしました。父上にお店出来ず残念です」とほざいた時にゃ~
「あんた、何嘘ついとんねん~(`・ω・)っ彡/ 」と即ツッコミしちゃいましたよ。

ここからバンウォンは、ソンゲに玉座を欲してる事を延々と訴えますね。
ソンゲも「玉座に就くと皆が敵に見える。よって玉座に就く事は地獄の業火だと。でも三峰は違った。彼の目に欲は見えなかった。今まで三峰がいたからこそ、生きてこられた」と声を張り上げ、訴え返してたけど…
でも「もし玉座が地獄の業火で、私が灰になるとしても玉座を手に入れます。あそこに座って天に号令し、私が夢見る国を作ります」とか言ってる人間に、何を言っても無駄な気はしましたけどね(ヾノ・ω・`)

それでもソンゲは「あの時、お前は王にふさわしくないと言ったではないか!お前のような男が玉座に就いたら、どうなると思う?この世を血の海にしてしまうだろう!」と真っ向から否定してましたけど…

結局、バンウォンは勝手に玉座に座りー
「玉座に座った者こそが王です。いつか私はここに座って父上のように、この世に号令します。ですが、私は父上のような王にはなりません。父上と三峰の時代はもう終わりました。これから私の時代です」とかほざいて帰って行きましたなε-(`・ω・´)

ここから、少し回想シーンに入ります(*・д・)b
ソンゲがやっとドジョンを認めてくれた時は、ホント嬉しかったのにな~(*´д`*)
皮肉な事に、最後にイニムの言葉を思い知る事になるなんて…ε=(・д・`*)

と、ここで超~ロング、ネタバレーション(*・д・)b
(※ご興味ある方だけ、お読み下さい(*・ω・)*_ _))

太祖7年1398年、8月26日から27日にかけて起きた、この事件を“戊寅定社” “第一次王子の乱”と呼ぶ。世子とバンボンを殺害したバンウォンは2年後、1400年1月四男が起こした第二次王子の乱を鎮圧して、世子になる。同年11月、定宗が譲位して玉座に就く。強力な王権を基に、朝鮮の礎を築いた第三代王の太宗となる。

三峰チョン・ドジョンは、奉化の郷吏の家系に生まれた。清廉な官吏として名高いチョン・ウンギョンの長男だ。後に“道”を伝える立派な人物になるように“道伝”と命名した。イ・セクの門下生となり、チョン・モンジュやイ・スンインらと親交を深める。そして恭愍王の時代、科挙に及第する。ウ王が即位後、親元政治に反対して、羅州 居平部曲に流罪される。放免された後、各地をさまよい歩き、そこで民の苦しみを知り、易姓革命を決意。その後、東北面の軍閥イ・ソンゲと意気投合する。そしてイ・ソンゲの推薦で朝廷に復帰を果たす。威化島から回軍した直後、ナム・ウンたちと田制改革、廃仮立真などを主導し、改革の中で師であるイ・セクやチョン・モンジュと対立した。その結果、弾劾されて死刑を言い渡される。しかしバンウォンがモンジュを殺し、死刑を逃れたドジョンは1392年7月、チョ・ジュン、ナム・ウンたちとイ・ソンゲを王に推戴して、朝鮮を建国した。功臣ドジョンは、王朝の土台作りに力を注いだ。朝鮮最初の法典「朝鮮経国典」等、多くの著書を残した。更には漢陽建設、私兵の兵士などを進めて、強力な中央集権国家を築こうとした。何よりも民本と民生の重要性を訴え、土地改革、農業振興、年貢の減免に力を注いだ。しかし明との朱元璋との関係がドジョンの足かせとなる。世子になれず不満に思っていたイ・バンウォンに殺され、57歳でこの世を去った。イ・バンウォンは、ドジョンを功績を否定して逆賊に仕立てた。だがドジョンの政策をほぼ全て採択した。それから500年後、高宗の代で名誉を回復する。三峰チョン・ドジョンは高麗末、乱世の中で民の為に革命を画策し、新王朝を開いて設計した最も偉大な革命家であり、政治家の1人である。

最後にドジョンが兵士たちに“大業”を唱道しているところで~(*゚▽゚)ノ
ここで終わりです。

。o○o。.★.。o○o。.☆.。o○o。.★.o○o。.☆.。o○o。.★.。o○o。


ついに見終わってしまいました。
50話がこんなに短く感じたのは初めてかも…
なので終わった瞬間、ちと泣きそうになってしまいました。゚+(σ´д`。)+゚

地味だ、華がない史劇だなんて言われてましたけど、
私は逆に、その潔さに惚れました。
とにかくキャスト陣たちの演技が素晴らしかった。
特に表現力の引き出しの多さには、毎回心酔させられましたねd(*´∀`*)
いい作品には華なんかいらない、そう思わせてくれた作品でしたし、
個人的に、ここ数年見てきたKBS史劇の中ではダントツによかったです。

とある番組でチョ・ジョヒョンssiがドジョンを演じるに当たって、
色々な事を言われたとおっしゃってましたけど、私はハマリ役だったと思いますけどね~
それに私自身、完全にドジョン目線で視聴してたので、
彼に何か起こる度、一緒になって一喜一憂しちゃってました。
だからこそ、夢中になれたのかもしれません(*´д`*)

最後に…
お越し頂いた方々や拍手ポチ、そしてコメント頂いた方々に深く、深く感謝致します<(_ _)>

「大王の夢~」同様、いずれBSや地上波で放送される事になった時に、
どれ位の方に訪問して頂けるのか、それも楽しみにお待ちしております(o´∀`)o

噂によると、来年は「柳成龍」を題材にした史劇が始まるのだとか?
また夢中になれる史劇だといいな~
皆様、視聴お疲れ様でした♪(人´∀`).☆.。.:*・゚



いつも、ありがとうございます♪ 

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