長きに渡ってレビューを書いてきた「大王の夢」ですが、残り10話切っちゃいましたねーσ(´~`*)
早速、ネタバレ全開します~(^^ゞ
「大将軍は、何故王命に従わず、唐との無謀な戦争を煽る?余が出征し、征伐した理由が民を戦乱から救う為だという事を忘れたのか?」と問う武烈王。
「私は大王陛下の意思を誰よりも、よく存じています。されど唐軍の蛮行を目の当たりにした百済の民は、新羅までも敵と見なし、憎んでいます。唐軍を撃退せねば、百済復興の動きが一気に広がるでしょう。唐軍を討ち、百済の民心を収拾して下さい」と訴えるユシン。
ポンミンと兵士らも、これに続いてましたが…ヾ(〃゚ω゚)ノ
「何故、目の前の事に惑わされ、遠くを見通せぬ!今、我らが唐軍と戦う事になれば、その隙に百済の反軍が復興を遂げようとするだろう」と声を荒げる武烈王に、
「私が唐軍と一戦を交えた後、百済の反軍を討ちます」と訴えるユシン。
しかし「反軍を平定した後、高句麗征伐はどうするのだ?我が新羅軍の力だけで高句麗軍を撃退し、平壌城を落とせると思うのか?」と問う武烈王。
と、ずっとこんな感じなんですけどねぇ…(´-ω-`)
でも、これはどっちが正しいというより、大義の違いとしか言いようがないな(o´Д`)=з
その後、ポンミンは武烈王に「何故、伯父上の上奏を一蹴したのです?」と訴えに行ってましたが…
「君主の道と臣下の道は違う。臣下の誤った判断は、命を捨てる事で収拾出来るが、君主の誤った判断は国を敗亡へと導き、取り返しのつかぬ事態を招く。ゆえに君主には、心から忠言する臣下を罪に問わねばならぬ時があり、こびへつらう奸臣を褒めねばならぬ時もある」と返す武烈王。
で、高宗はウィジャ王を降伏させた後、
百済の領土を5つの府に分け、地方官を任命しー
サビ城地域に設置した熊津都督府の都督には、唐の官僚 王文度を任じたらしい( `・ω・)
その後、武烈王は徐羅伐にやって来た王文度に、
「王都督が役目を果たせるよう支援する」としながらも、
「今後も唐軍が百済の民に対し、虐殺と略奪を繰り返すようなら、余は都督にその責任を厳しく問う」と念を押します。
この噂を聞いたポクシンらは、三年山城で行われる都督の赴任式を阻止し、
羅唐軍の気勢を挫こうとするんですが…
と、そこへユシンら風月主率いる兵士たちがやって来てー
都督を弓で射抜ちまいましたよ~(°д°|||
これには、ポクシンもビックリしてましたな。
ここでユシンは「新羅と百済は長年敵対してきたが、両国の民は先年もの間、三韓の空の下で暮らしてきた。このキム・ユシンは、百済が唐の植民地になる事を決して座視せぬ。ウィジャ王は降伏したが、国を救う為に立ち上がり、唐に立ち向かったお前たちの衷情に敬意を表する。次に会う時は敵として槍剣を交えるだろうが、今は同じ三韓の民として、お前たちと志を共にする」と告げ、去って行くんですが…(`・ω´・)ノ
この件に関し、劉仁願は「ユシン公が関わったとの噂があり、尋問を許可して下さい」と武烈王に頼みますが…
しかし武烈王は「羅唐同盟の大義の為に、唐が都督を派遣する無礼を容認し、朝廷の反発を抑えた。されど、お前がユシンを調べるというなら、これ以上黙ってられぬ」とー。
更に、劉仁願がサビ城での奪略に夢中で、反軍の策動を抑えられなかった事を持ち出し「この件は内々に処理すべきだ」と脅してましたね(。-∀-)
でもユシンが都督を殺っちまった事は、武烈王も分かってたんですよね(*´・ω・)
その後、武烈王はユシンを呼び出し、酒を勧めるんですが…
「何故、私に王文度殺害の罪を問わぬのです?」と問うユシンに、
「王都督を殺したのは、唐の植民地になる事を拒んだ三韓の民の意思だろう。三韓の誇りを守ってくれたのに、どうしてユシンに罪を問える?こたびの件は不問に付す。されど、これ以上唐軍と衝突してはならぬ。この次に王命に背いたら、秋霜烈日のごとき国法でユシンの罪を裁く」と返す武烈王。
しかし、この後武烈王に「徐羅伐に戻って来て、今後の高句麗侵攻に備え、兵を調練してくれ」と言われたユシンは、自分が見捨てられたと思ってしまうんですよね(´-ω-`)
その後、ポクシンやトチムらが導いた百済復興運動は、百済の民の熱烈な支持を受け、サビ城を包囲攻撃するほど驚異的だったらしい。
復興軍は王室を再建する為、当時倭国に滞在していたプヨプン王子の帰還を要請したと。
しかも倭国は、皇極天皇が再び玉座につき、統治していたらしい~(*゚◇゚)ノ
久々~の皇極天皇の前で、プヨプン王子は百済に戻り羅唐軍を撃退し、百済復興を導くと宣言。
これに心打たれた皇極天皇は、護衛兵と武器を提供し、軍船2千隻を準備次第、2万の援軍を送ると約束。
あの後、百済の反軍の攻撃で、サビ城が陥落寸前になりー
武烈王は自ら兵を率いて、サビ城の唐軍を救いに行く事にしますが…(゚Д゚)ノ
同じ頃、ヨン・ゲソムンは宝蔵王に「新羅の兵力が、サビ城に集中する今こそ、新羅を攻撃する絶好の機会です」と訴え、進撃許可を得ておりー
その後、ユシンは屋敷にて静養していたものの、
サムグァンから、高句麗軍が七重城を攻めているとの報告を受け、七重城へ向かう事に。
ここでユシンは、風月主から武烈王は唐軍を救う為、サビ城に向かっていると聞き、サムグァンに「今すぐ馬を走らせ、大王陛下に援軍を請いに行け」と命じー
そして風月主(クングァンって名前らしい…ここにきて、初めて知ったわ(゚∀゚ゞには、
「先鋒隊を率いて七重城へ行き、戦況を探れ。援軍が着くまで、七重城を守るのだ」と命じます。
その後、武烈王はサムグァンから援軍を要請されるも、
「今、サビ城へ進撃しなければ、百済の反軍に唐軍を壊滅されるだろう」とこれを拒否。
しかしポンミンは「七重城は要衝です。守り抜かねば、竹嶺以南の城が一気に陥落します。今はサビ城より、七重城を守る方が大事です」と訴えますが…
結局、行かなかったんですよね(*-ω-*)
サムグァンは、ユシンに武烈王はサビ城に向かった事を報告。
ユシンは落胆し、それでも「ならば私の揮下の兵だけでも、七重城に向かうぞ」と言うのですが…
しかし、そこに風月主がやって来て…七重城は陥落してしまったらしい(°д°|||
その頃、劉仁願が武烈王に唐軍を救ってくれた事に感謝の言葉を告げてましたが…
そこへ烈火のごとく、ユシンが乗り込んで来ます。
「七重城が陥落したのに何故、唐軍陣営におられるのです?」と責めるユシンに、
武烈王は「大将軍と2人で話したい」と言い、皆に下がるよう命じます。
そして「怒りを抑えてくれ」と言う武烈王に、
「何故、七重城の民ではなく、唐軍を救ったのです?どうして罪なき民を皆殺しにしたのです?」と詰問するユシン。
「私が七重城に向かっていたら、サビ城が陥落していた。そうなれば城を奪還する為、更に犠牲を払う事になろう」と返す武烈王。
「それでも七重城の民を救うべきでした。彼らは大王陛下に忠誠を誓い、血と涙を流して、年貢を納める大王陛下の民でした。大王陛下が民を見捨てるとは信じられません。これがまこと新羅再興と三韓一統を成す為の道なのですか!私には陛下のお考えが分かりません!」と痛烈批判するユシン。
「約束しよう。百済の反軍を討伐した後、必ず七重城を取り戻す」と言う武烈王に、
「七重城を取り戻しても、陛下が救って下さると信じて死んでいった城主と兵は生き返りません。彼らを殺したのは高句麗軍ではなく、大王陛下です!」と訴えるユシン。
ま、ごもっとも…思わずユシンに1票入れたくなりましたわ((。´д`)o
その後、武烈王は徐羅伐へ戻りますが…
チソいわく、ユシンはすっかり失意に陥ってしまったよう。
「百済王は降伏させたが、この出征で失ったものも多い。何よりユシンの心を傷つけてしまい、心が痛い」と嘆く武烈王。
その頃、ユシンはケベクとの約束を守れなかった事を心で詫びていましたが…
そこへポクシンがやって来てー
「百済が唐の植民地になるのを止めねばならぬ。新羅軍を百済から退かせてくれ。そうすれば我らが唐軍と一戦を交え、三韓から退かせる。百済と新羅の勝敗はその後、決する事にしよう」と言うのですが…( `・ω・)
一方、朝廷ではジンジュが百済王を降伏させた後、王命を拒み続け、反目を煽ってきたユシンを罷免しろと訴えておりー
これを口火に、親唐派と反唐派が口論に…(´・д・`)
武烈王は「進退は、余が熟慮の上で処決するゆえ、これ以上口にするな!」と告げ、話は終結ー。
その後、ポンミンがユシンの元へ行き…
「このまま家に閉じこもり、大王陛下に2度と会わぬおつもりで?」と問うてましたが…
「大王が私の罪を問い、自決を命じられても黙って従います。されど朝廷の親唐派とは、決して和解出来ません」と言い切るユシンに、
「父上と和解するのか、袂を分かつのか、いずれか決断すべきです。それが父上の治世を助ける臣下の道理かと」と選択を迫るポンミン。
その後、ユシンは武烈王に謁見に来ますがー
てか武烈王、吐血してたけど…
ユシンは、武烈王と自分の大義が違う事に気づき、朝廷を退くと涙ながらに告げます。
う~ん、多分溝は埋まらんな…σ(・ε・`*)
ここで、つづくです。
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