随分、皆老けてるなぁ~と思ってたら、ユシンは80歳近し!だったんですな(*゚▽゚)ノ
早速、
ネタバレ全開します~(^^ゞ
「余は天命に従い、高句麗へ出征して平壌を陥落させ、宝蔵王を降伏させる。そして天下の秩序を乱す高句麗の乱臣の国政を終息させ、高句麗の民を苦しみから救い出す。余は先王から受け継いだ三韓一統の大業を完遂する」と宣明する文武王ヾ(〃゚ω゚)ノ
西暦668年6月ー
文武王はユシンを大幢大総管に任命。
朝廷の臣僚37人を総管に任じ、高句麗への進撃を命じたと。
しっかし、あのヨン・ゲソムンの老けメイク…病気も手伝ってか、怖いわ~(°д°|||
栄留王を殺して、自ら莫離支の座につき、24年間高句麗朝廷を牛耳りー
絶大な権力を振るった独裁者ヨン・ゲソムンは、既に2年前の西暦666年5月に死去していたらしい。
息子3人に「兄弟が和合して朝廷を導けと」の遺言を残したが、守られてなかったと。
長男のナムセンが莫離支の職を継いだが、不満を抱いた弟たちが手を結びー
辺境の巡回に出たナムセンを追放したと。
高句麗を脱出したナムセンは、権力を取り戻す為、高句麗征伐を宿願としていた唐の高宗に降伏。
この事で、高句麗は徐々に崩壊の兆しを見せていたんですな o(´^`)o
この状況に高宗は「待ってました~」と高句麗征伐に意気込みを見せー
英公を遼東道行軍大総管に命じます。
その後、唐軍の陣営にてー
劉仁願は文武王に「平壌へ進撃すべき」と訴えておりましたが…
「新羅軍は大角干の指揮下に速やかに平壌へ進撃する」と言い退ける文武王。
「されど皇帝陛下と唐朝廷は、ユシン公の大将としての出征に憂慮を示しました」
と再度、訴える劉仁願に、
「新羅最高の名将が指揮するのに何が心配なのだ?」と問い返す文武王。
劉仁願は「私もユシン公を尊敬していますが、英公は前皇と共に遼東征伐に出た名望の高いお方です。もし英公とユシン公が統帥権を巡り、争う事になれば、羅唐軍が分裂し、高句麗征伐をしくじるやもしれません」と言うとりましたが…
てか劉仁願も、大概しつこく訴えてたよね(*-ω-*)
その後、ユシンは文武王に謁見に行きー
「出征大将の座を退こうと思います」と話すんよね。
もちろん拒否る文武王に、
「今の高句麗は朝廷が分裂し、民心が離反していますが数百年間、中原と雌雄を争い、国運を守って来た軍事強国です。私は徐羅伐へ戻り、戦勝を祈ります」と告げるユシン。
「伯父上が実に難しい決断を下し、私の憂いを断って下さった」と安堵する文武王…
実は困ってたんやね?ヾ(〃゚ω゚)ノ
ま、この事で返って新羅軍の士気はあがったようですが…(*゚∀゚)=3
しかし宝蔵王って、いつも困った顔してて…王のオーラないよね(´・∀・`)
ナムゴンは、そんな宝蔵王に「唐軍の大将李世勣は80歳の年寄りで新羅軍の大将はユシンではありません。羅唐軍が合流する前に攻撃し、機先を制すれば容易の退けられましょう」と自信ありげに言いー ナムサンに精鋭軍を率いて出征するよう命じておりやしたが…
でもナムサンは惨敗ー ズコズコと高句麗に帰って行ったんよね(。´・∀・)ノ
その夜、唐軍の陣営にてー
李世勣はナムサンの精鋭軍に大勝した新羅軍兵士らに労いの言葉を掛けます。
ここでフムスンが「この勢いで一気に高句麗王宮を陥落させては?」と訴えるんですが…
「私が前皇の時代に遼東征伐に出た時、兵力だけを頼りに安市城を攻撃し、大敗して生涯濯げぬ恥辱を味わった。高句麗の城は難攻不落の要塞だ。特に平壌の長安城は100万の兵を持っても落とすのは難しい」と返す李世勣。
そもそも李世勣は、平壌城を完全に包囲し、敵が疲れ果てて降伏を請うまで、待つつもりでいるらしい(o´Д`)=з
でも、実はユシンもフムスンと同じ考えだったらしくー
息子のウォンスルにフムスンに書信を届けるよう命じます。
そこには、
“厳しい冬が来る前に、高句麗王宮を陥落させるのだ。唐軍の李世勣が長期戦を主張するなら、高句麗王室の側近と内通し、城門を開かせた後、新羅軍は総攻撃に出よ”o(・`д´・ 。)
と書かれておりー
即、サムグァンが信誠法師に会いに行きます。
そこで「羅唐軍は高句麗王が降伏を請うまで、決して包囲を解かぬ。平壌が灰の山となり、高句麗の民が殺される惨状を見るのか?あるいは高句麗王に降伏を勧め、無駄な犠牲を防ぐのか?」と選択を迫ってましたが…(*´Д`)σ
しかし「大王に降伏を請うお気持ちがあっても、莫離支が黙ってはおらぬだろう」
と力なく返す信誠法師(´-ω-`)
ここでサムグァンは「羅唐軍が攻撃する時、法師が城門を開けてくれるなら、新羅軍が莫離支を始末する。罪なき民を救う為頼む」と言うんよね。
早速、宝蔵王に報告する信誠法師でしたが…てか宝蔵王泣いてるで~?(-∀-`; )
そしてナムサンが宝蔵王の命令を受け、降伏を請いに来ますが…
しかし、ここでナムセンとのまさかの兄弟喧嘩勃発~(*゚◇゚)ノ
即、インムンが戒めとりましたが…
その後、新羅軍が先鋒に立ち、高句麗王宮へ進撃する事に。
同じ頃、宝蔵王はナムゴンにナムサンに言付け降伏した事について責められてましたが…
「私は即位して26年、名ばかりの大王だった。ゲソムンが去った後も息子たちに操られている。これで高句麗の大王と言えようか?余は乱臣賊子に振り回され、国の敗亡を招くよりは羅唐軍に降伏を請い、無駄な犠牲を防ごうとしたのだ」とキレる宝蔵王。
しっかし~ここでナムゴンに剣を振りかざされー
「羅唐軍に降伏を請うお前は、もう高句麗の大王ではない。朝廷の意を問い、お前の処遇を決める」とかって、超~上から言われてましたけど…(=-ω-)
その夜ー
信誠法師はサムグァンらを連れー
門番に城門を開けるよう、命じてましたが…
「さような命令は受けていません。莫離支に確認してから開ける」と拒否る門番。
即、サムグァンに斬られてましたな。
しかし、そこに高句麗兵士たちがやって来てー
クングァンが火矢の合図を見て、イェウォンらも加勢に来てー
城門が開いたところで、クングァンと共に王宮へ向かう事に。
城外で待っていたフムスンたちは合図を見て、一気に長安城へ攻め入ります。
その頃、ナムゴンは羅唐軍が王宮に迫っていると知り、
「残らず斬ってやる」と鼻息荒く、吠えとりましたが…
多勢に無勢ー 適うわけもなく…
「天よ。まこと高句麗を見捨てるのですか?」と嘆き、自決しようとするナムゴン。
でもサムグァンが阻止しとりましたな。
そしてフムスンの声をキッカケに「マンセー!マンセー!(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノ」
の大合唱~。
その後、チョンジョが文武王に、
「羅唐軍が長安城を陥落させ、莫離支を捕らえたそうです」と報告。
ここでカンスが「急ぎ、平壌に親臨し、高句麗王を降伏させるべきかと」と訴えー
文武王は平壌へ向かう事に。
そもそも宝蔵王って、ウィジャ王みたく暴政を振るった訳でもないんですよね。
ま、気が弱いから、こうなったのかもしれんが…(*´・ω・)
西暦668年9月ー
高句麗の最後の国王宝蔵が羅唐軍に降伏を請い、高句麗は大敗した。
中原の大国と堂々と張り合って数百年間、遼東と北方の巨大な領土を治めた高句麗は唐帝国の誕生後も唐の侵攻から国運を守ってきた。だが独裁者ヨン・ゲソムンの死後、その息子から骨肉の争いと朝廷の貴族の分裂、民心の離反に遭い、結局羅唐軍の攻撃を受け、平壌は陥落。滅亡を迎えたと。
その後、新羅の王宮にてー
文武王はユシンに「高句麗を平定出来たのは、全て大角干が羅唐同盟の大義の為に滅私奉公してくれたおかげだ。余は大角干の爵位を上げ、太大角干に命ずる。そして余の前でも頭を下げなくてもよい特権を与える」と告げるんよね(v´∀`*)
そして宴の席にてー
フムスンは「陛下が私を無視して兄上だけを偏愛しているようで、嫉妬心がわく」
と笑いながら、言うとりましたが…( `・ω・)
「伯父上には、王座を譲っても惜しくはない。かつて父上が王座より、伯父上の方が大事だと仰せになった意味が分かる気がする」と返す文武王。
ここでユシンは「百済と高句麗の征伐は三韓一統の礎石を築いたにすぎません。三韓が一丸となって唐に立ち向かい、新羅が天下の中心となり、三韓をまとめる時、先王の夢見た真の三韓一統を完遂出来るでしょう」と言うんよね。
「私は何があっても、唐の皇帝には屈服せぬ。それが先王の遺志であり、三韓一統の真の大義となろう」と返す文武王。
てか高宗は自分がウィジャも宝蔵も降伏させたつもりでいてますけど?ε=(・д・`*)
次は「新羅じゃい!」と意気込む高宗に、
李世勣は「実際に新羅軍を率いましたが、将帥も兵士らも忠誠心が高く、勇敢です。新羅を征伐する為に戦争をすれば、高句麗と百済の反軍が動き出すでしょう。平壌に安東都護府を設置し、高句麗の反軍を討滅した後、新等を征伐しても遅くはないかと」と進言しとりましたが…
これを聞いたインムンは「何故、皇帝は三韓の政治は三韓の民に任せるとの同盟の信義に背き、平壌に安東都護府を設置する?」とブチギレo(`ω´*)o
李世勣は「新羅が生き残る為には、皇帝陛下に頭を下げ、三韓の地を捧げるしかない」
と言い退けてやしたよ~( -д-)
最後に改めて「唐皇帝に立ち向かい、三韓の地から唐軍を退ける」
と宣明する文武王でしたが…ヾ(〃゚ω゚)ノ
いやいや~だから、その剣を抜くショットいらんや~ん(ヾノ・∀・`)
次回、いよいよ最終回です。
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