政敵は、バンウォン一派だけじゃありやせん(ヾノ・ω・`)
早速、
ネタバレ全開します~
「世子は、宜安君バンソクだ」と告げられー
バンウォンは「宜安君を世子にする事は出来ません。彼はまだ子供です。世子の役目が務まると思いますか?」と物申してたけど…
ソンゲに「しっかり考えて出した結論だ。つべこべ言わず帰りなさい」と言い退けられてしまいます。
しかしバンウォンが納得出来る訳がなくー(ヾノ・ω・`)
「私は父上と大業の為に、命懸けで戦ってきました。バンソクが母上に抱かれていた頃、父上の代わりに明に行ったのは私です。碧瀾渡までお迎えに上がり、大業の敵チョン・モンジュまで殺しました。なのに何故なのですか?」と訴えます。
ここでソンゲは「お前が立ててくれた手柄を父として誇らしく思い、感謝している。だがお前には王になる素質がない。戦場で敵に勝つより重要な事は何だと思う?戦う前に敵に降伏を促す事だ。王になる勉強はしていないがこれだけは分かる。王は武力でなく、心である事を…しかしお前にはその心がない」とトドメを刺しちゃう。
そう言われると、バンウォンも返す言葉もありやせん(ヾノ・ω・`)
しかしこれを受け、
今度はミン氏が「王妃が殿下に働きかけたのでしょう。あなたへの協力を拒んだのも、それが理由です。こうでもしなければ宜安君は選ばれません!」と怒りを露わにし始めー
バンウォンは「母上を疑うな!いくら私の妻であっても、母上を侮辱するような発言は許せない」とかばうんですけど…
この後、カン氏を訪ねー
バンウォンは、カン氏がソンゲに働きかけたと知る事に…(*´・ω・)
あんだけ怒りをぶつけてたのを見ると、ホントにカン氏の事を信じてたんですな。
そこにまたミン氏が乗り込んで来てー(゚Д゚≡゚д゚)
バンウォンの代わりに謝罪するんですけど…
ここでバンウォンは涙を流しながら、
「今日の事は決して忘れません」と宣戦布告するんですよね。
更にカン氏とミン氏の間にも不穏な空気が流れてたし…
何だか穏やかじゃなくなりそうな感じですな?(*´・ω・`)=3
でも個人的には、カン氏もバンウォンに協力を頼まれた時点で断っとけば、
あないに激昂される事はなかったんじゃ?と思いましたけどね(o・ω・))
その頃、ソンゲはドジョンを呼び出し、宜安君を世子にすると告げてましたけど…
それを受け、
「腹違いの兄弟と都堂の重臣が承諾するでしょうか?宜安君軍は優れたお方ですが世子になるには幼すぎる気がします。冊立を先延ばしにするのも1つの手だと思います」と忠言するドジョンに、
ソンゲは「いや、これでいい。先延ばしにしたら王子たちが欲を出す。この件については黙ってみていてくれ」と頼むんですよね。
しかし、翌日ドジョンの危惧してた通りの展開に…
都堂会議で、ミン・ジェを中心にユン・ソジョンやチョ・ジュンが猛反論しー
ペ・グンニョムに「殿下に再考を申し出て下さい」と訴えるんですよね。
やはりドジョンは、会議には参加してませんでしたな。
この後、ペ・グンニョムはチョ・ジュンと共にソンゲに謁見します。
ここで「殿下には、立派な王子がいらっしゃいます。末のご子息を選ぶのは好ましくありません」と訴えるチョ・ジュンに、
ソンゲは「私が生まれ育った北方は、半分が女真族だ。一族は、末の息子に財産を渡すと決まっている。それでも大勢が安定した暮らしをしている。生まれた順は関係ない。素質のある者が世子になるべきだと思う( `д´)b」と言い退けます。
でもチョ・ジュンも「世子の冊立は、後の権力を決める重大な事です。他の王子が納得しなければ、王室は乱れて国は危機に瀕するでしょう」とひきやせん(ヾノ・ω・`)
すると~
ソンゲは「兄弟が騒ぎを起こしたら、世子を擁立した重臣が守ればいい。この冊立書にそなたがバンソクの名前を書きなさい。これは
“王命”だ(*`ω´)ノ」と圧力をかけるのよ~
しかしペ・グンニョムに「諫言する宰相を脅すのは穏当な処置ではありません」と悲痛な面もちで訴えられー
ソンゲは無言で庭に出る事に(*´・ω・)
と、そこに永安君=バングァが兄弟を引き連れやって来てー(゚Д゚≡゚д゚)
「私は世子の座を狙った事はありませんし、今後も変わりません。ですが、宜安君が世子になるのは認められません。私が不足なら、靖安君バンウォンがいます。宜安君を世子にするなら、兄弟の仲は分裂するでしょう。亡くなった母上の為にも、お考え直し下さい」とひざを折って訴えられてしまい、世子の冊立書の作成は、中断せざる得ない状況に…(´-ω-`)
これを受けー
ミン・ジェがバンウォンに「この状況からすると、また機会がありそうですね」と告げてたけど…
てか「問題はあの人です」って…
バンウォンてば、あんだけ頼ってたドジョンを今度は邪魔者扱いするんかい?q(´・ω・`)p
その頃、ドジョンは開国功臣の名簿作成中でー
ナム・ウンは「世子の冊立で朝廷は大騒ぎなのに名簿を作っている場合ですか?」と苦言しつつも、ちゃっかり「誰が世子として相応しいとお思いですか?宜安君に賛成するのですか?」と聞いてましたな(*´-∀-)
しかし、そこにバンウォンが訪ねて来てー
「宜安君の事で騒々しくなっていますが、三峰様だけ立場を表明されていません。宜安君は世子に相応しくありません。かかしになるだけです」と訴えられー
ドジョンは、その理由を問うんですなd(*´Д`*)
「宜安君の上には異母兄弟が5人もいて、皆権力を持ち、私兵も抱えています。宜安君の能力では兄弟は無論、家臣と一派を掌握出来ないでしょう。結果、国は破局を迎えます」と返すバンウォンに、
ドジョンも分かっちゃ~いるけど、
「宜安君が世子になれなかった時、代わりは誰とお考えですか?」と問うのよね。
当然バンウォンは「私です」と返します。
でもな~
これを周囲の人が推薦してくるならまだしもー
自ら売り込みに来るってのは、どうかと思うけど?q(´・ω・`)p
正直な所、あっしには好きな玩具を与えられず、駄々をこねてる子供にしか見えんかったな。
しかも、この後バンソクに思い切り「人にはそれぞれ相応しい地位がある。分かるか?」とか圧力かけてたし…
こういう所が王として素質がないって事だと思うんですけど…
当人は、これに気づいてないのねε=(・д・`*)
しかしバンソクも、実に堂々としてましたよね。
この場を見ていたドジョンに「言い返すべきだったのでは?自信がないのですか?」と問われても、
「言うべき事は言いました。私は世子の候補に挙がっています。言動に留意し、慎ましい態度で発言を控えて、忠告に耳を傾けました。君主になるべき人なら話す事より、人の話に耳を傾ける事が大事だと思います」と返してましたよ~(o゚▽゚)o
この後、ドジョンはソンゲに謁見に行きます。
「王になったとはいえ、結局見かけ倒しだ。子の冊立ですら思い通りにいかない」とグチってくるソンゲに、
ドジョンは「殿下もお辛いのに、宜安君が耐えられますか?殿下の意志をお聞きしたいのです。宜安君は立派な王子ですが勢力もなく、経綸も足りません。宜安君が世子になり、王になるには難関が待っています。それでも宜安君をお選びになりますか?」と問うのよ。
ソンゲは「たとえ三峰が反対したとしても宜安君が世子にする。バンソクは、立派な聖君になれます( `д´)b」と即答してましたね。
それを聞いて、ドジョンはソンゲに開国功臣名簿を渡しー
「草案には、和寧で亡くなった王妃のご子息の名が書かれていました。靖安君は、開国の一等功臣でしたが、私が削除しました。宜安君が世子になるなら、王子たちは兄弟でなく政敵です。力を奪い、牽制し監視すべき相手になります。殿下がそれでも世子にしたいのなら、私は宜安君軍の冊立に賛成します。どんな危険があろうとも宜安君を守ります」
と告げてましたよ~(`・ω´・)ノ
一方、バンウォンはチョ・ジュンたちに「三峰様は誰を世子にしようとお考えですか?」と聞きに来てましたけど…
この必死さが見てて萎えるんですよ(*´・ω・`)=3
しかも、この後ドジョンから宜安君が世子に冊立されると告げられー
また絡んでたし…(´・д・`)
ま、こういう不満が積み重なりー
バンウォンは、玉座を乗っ取る形になるんでしょうけどねσ(・´ω・`*)
と、ここでネタバレーション(*・д・)b
1392年8月、宜安君イ・バンソクが世子に冊立。9月開国功臣者が発表され、ペ・グンニョム、チョ・ジュン、チョン・ドジョン、ナム・ウン、イ・ジランら52人が選ばれた。しかしチョン・モンジュを暗殺して開国に寄与した王子たちは、功臣たちの牽制で1人も選ばれなかった。チョン・ドジョンの建国事業は本格化し、ユン・ソジョンと高麗史の編纂を始めた。兵士の訓練書「五行陣出奇図」や「講武図」とイ・ソンゲに献上した。10月 明の皇帝がイ・ソンゲの即位を認める。イ・ソンゲは建国過程と両国の友好を深める為、チョン・ドジョンを明に派遣した。
それから約1ヶ月後、ペ・グンニョムが他界した。
ペ・グンニョムは、恭愍王の代で出仕して、晋州 欲地島 蔚州などで幾度にも渡り、倭寇を撃退した。威化島から回軍後、チョン・ドジョンやチョ・ジュンらとイ・ソンゲの擁立に貢献した。朝鮮開国の一等功臣として門下左侍中を歴任するが、68歳で他界した。本貫は京山 貞節という諡号が贈られた。
ペ・グンニョム結構、好きだったのに…。・(つд`。)・。
この後、ソンゲはジランを呼び出してたけど…
ジランてば、カン氏の姪をめとる事になったらしくてー
ちと、からかわれてましたね~(´・∀・`)
しかもソンゲてば、
「“兄者”と呼んでくれないか?大きな声で昔のように呼んでくれ。これは
“王命”だ。呼ばないと、
さらし首にするぞ」とか無茶ブリしてたし…(-∀-`; )
ジランも拒んでいたけど、ソンゲに頭を小突かれて思わず“兄者”と呼んでしまうのよね。
ここはコントみたいで、ちと笑えましたね~(*´Д`)σ
更に2人で町に繰り出す事になりー
ここでソンゲは「無学大師をお連れしろ。都城に来て貰って、王師にする」と告げてたけど…
ドジョン不在の中、勝手に決めていいのかしらん?q(´・ω・`)p
この後、ソンゲとジランは小料理屋に入り、“ソンゲタン”なる食べ物を出される事に。
ここで店主は、ソンゲに“ソンゲタン”の由来を問われー
「高麗が滅びてから開京の人たちは、こっそりチェ・ヨン将軍の祭祀をやっています。そのお供え物にする豚肉を“ソンゲ”と呼んでいます。祭祀が終わったら、ソンゲを切り刻んでスープを作り、国が滅びた鬱憤を晴らします。ですから“ソンゲタン”になりました」と説明するんですけど…
ソンゲも相当ショックだったのね…(´・д・`)
この後、泣きながらソンゲタンを食べてる姿を見て、あっしもつられちまいましたよ…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
結局、バンウォンは東北面の墓地の改修に向かったらしくー
一段落ついたのか、また開京に戻って来てましたけど…
そこでミン・ジェを介して、ハ・リュンとご対面する事に (o゚Д゚)ノ
ここでバンウォンに用件を問われー
ハ・リュンが「将来に望みをかけて…臥薪嘗胆。さぞ悔しいでしょうね。玉座…君主の事ですよ」と返し、不適な笑みを浮かべたところで~(。+・`ω・´)
ここで、つづくです。
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いつも、ありがとうございます♪
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